【クラブレポート】7/9(土)
横河武蔵野FC vs カマタマーレ讃岐 武蔵野陸上競技場 (1/3)
【クラブレポート】はマッチレポートだけでなく試合前後のスタジアムの模様も紹介しています。 取材および掲載内容については、各クラブの了解を得て掲載しております。
武蔵野陸上競技場のコンコースに足を運ぶと、面白いものがあった。氷でキンキンに冷されたキュウリも魅力的だったが、サラサラと風に揺れる笹の葉に目を奪われた。笹の葉は願いを込めた色とりどりの短冊を乗せて揺れている。この日は7月9日。七夕は過ぎてしまったが、織姫と彦星も数日位は大めに見てくれよう。短冊を書くブースでは、ハーフタイムでチアリーディングを披露する「クッキーズ」の子供達が一生懸命に色ペンを走らせていた。
JFL後期第2節。横河武蔵野FCはホームにカマタマーレ讃岐を迎えた。今シーズンの横河武蔵野FCはこれまで3勝1分8敗。勝利は全てアウェイで挙げており、ホームでは引き分けが1試合のみ。対するカマタマーレ讃岐はJリーグ準加盟のチーム。順位も3位につけており、前期での対戦も敗れている。やり難い相手であることが予想された。
梅雨明けが宣言され、この日の東京は猛暑に見舞われていた。振り向けばバックスタンドの芝生席には、上半身裸の男達が気持ち良さそうに日光を浴びている。キックオフ時間は午後3時。横河武蔵野FCは暑さを考慮して慎重に入り、試合はずいぶんとゆったりとしたペースで始まった。